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仕事の「わからないことがわからない」をなんとかする手段

わからない図

会社に入った時や転職、職種変更で異動した時など、新しい環境になるとわからない事だらけでストレスを感じる事ありますよね。

特に最初は何がわからないかがわからない。

そして、わからないままにしておくと仕事が終わらずトラブルに繋がったり。

会社員を20年程度つとめましたが、仕事をこなしてもこなしてもわからない事がでてくることは普通によくあります。

そんな時にわからないことをわからないままにしないですむ手段でなんとかしてきました。

今回はその手段をご説明します。

わからないことがわからず困っている時はぜひ読んでみてください。

 

わからないことがあったらなんでも聞いての罠

なんでも聞いての図

よく言われるのが先輩、上司からの「わからないことがあったらなんでも聞いて」の一言。

何がわからないのかがまずわからないので、どう質問していいかわからない。

そのまま状況を丸投げしてみれば解決してもらえるもの(解決の道順を教えてもらえるもの)と思ってしまう。

えんりょせず丸投げして聞いてみると「なにをいっているのか意味が分からない」とか「自分で調べたの?」など回答ではない回答が返ってくる

そして仕事がうまく完了できなければ「なんで聞かなかったの!」などとキレられる始末。

そして余計に聞きにいけなくなる。

そんなパターンあるかとおもいます。

 

わからないことをわかるようにするための手段

わかる手段

結論、わからないことをわかるようにするためはこの2つしかない。

ポイント

  • できる人に聞くこと
  • 自分で調べて実践すること

それをスムーズにするための方法はこんな感じ。

 

目の前の仕事を完了させたい気持ちを持つ

目の前にある仕事を進めていくという意志と、完了させるためには上司や先輩にどう思われようとかまわないという決意のようなものが結構重要。

それがないと、わからないことがわからない時に混乱したまま心が折れちゃうんですよね。

仕事を完了させるという意志と上司や先輩の顔色をあえて見ないという決意大事です。

 

その仕事、その職場で使う言葉を覚える

入社した時とか異動して配属された時に陥りやすいのが、その職場の人が何を言っているのかわからないこと。

そのまま混乱してわからないことがわからない状態に。

そんな時は、その職場の専門用語や特殊な言い回しなど意味不明であってもまずは言葉を覚えることを意識します。

それはその仕事で使われる言葉を知らないと、説明を受けた時に理解の難易度が上がって余計に混乱するからです。

言葉の意味を調べることは後回し

とにかくそういう言葉があることだけを覚える

ちなみに私の以前の職場では「減価償却」という言葉がよく使われていました。

会計用語を多用する職場ではないのですが、商品値引きとその割合を意味している事が判明。

「いや、減価償却って値引きの意味じゃねーだろ。」と心では思いましたが、どういうわけか皆この言葉を使うので意味不明でも覚えて使うことにしました。

後で理由を確認すると、社外で値引きや割引の話をしていても聞いていたお客さんや周りの人には何のことかわからないようにするためでした。

その職場でつかう言葉を覚える事で、わからないことを聞くときや説明を受けるときに格段に理解しやすくなります。

まずは、その言葉を覚える事です。

 

マニュアルのありかを聞いておく

「自分で調べたの?」に対する対策を事前に用意しましょう。

パソコンの社内データベースのどこを調べるとどんな事が記載されているのか、そんなことを聞いておきます。

何を調べればどんなことがわかるのか事前に聞いておくと、今後の自分の仕事の手数の一つにもなります。

自分で調べて対応した時の根拠にもなりますので、マニュアルのありかと調べる癖をつけると後々助けられることは多いです。

 

わからないことを書き出してみる

マニュアルは読んだけれど言葉と内容が難しすぎて意味不明とか、そんなことを書き出しておく。

わからないことを言葉で説明できるようにしておきます。

「○○の為に△▽したけど□□がよくわからず○○にならない。」といった具合。

何がわからないのかを言葉に置き換えてみます。

 

その上でわからないことを聞く

上司、先輩、同僚にわからないことを聞くのは皆通り抜ける普通のことです。

ただし、わからないことを全部丸投げしてしまうと答える側はだんだん不愉快になってきてしまいます。

そこで事前に何がわからないかを言葉に置き換えて書き出していれば、説明する側も答えやすい。

 

仮に自分でしらべろ、ググれなどといわれてしまったらどうするか。

何をどう調べればいいかもわからない。

そんな時は素直に、「どこを当たれば自分で調べれるか?」を聞いてみます。

自分なりに解決する姿勢を示せば、嫌な顔をする上司や先輩は少ないかと思います。

一つ重要なことは、教えてもらったことをメモする、テンプレにしておくなど何度も聞かないようにすること。

「何回同じこと聞くのよ・・・」と言わせないようにしておくと周りの印象もよくなっていきます。

 

任された仕事が未経験であればその旨を伝える

任された時点で未経験を伝える。

その時点で任せた側もある程度覚悟しなければならないので、必要な情報や手順などを伝えてくることが多いです。

結果的に自分の仕事をスムーズに進めることができるようになりますので、素直に話しておく方が得です。

 

うまくいかずに失敗したとしても次に生かす

失敗の経験は資産です。

自分が失敗したことの原因を分析してみることで、なにがわからなかったのかわかるようになってきます。

次はだれよりもうまくこなせるようになっているはずです。

中にはそれを許さない、許されない環境もあるかもしれません。

モチベーションも下っていくようでしたらこんな記事も参考にしてみてください。

会社で評価されなくてもモチベーションを失わない5つの方法

 

まとめ

わからないことがわからない状況になってしまった時の手段を説明してきました。

まず目の前の仕事を完了させる気持ちをもってのぞみます。

言葉を覚えたりマニュアルの有無を確認することで調べる手段を見つけておきます。

何がわからないかできる範囲で言葉にしたうえで、できる人に聞いてみます。

何度も同じことを聞かなくてもいいようにメモに残したり、テンプレにしておくことでわからないことが減っていきます。

最初は不安でストレスを感じても、わからないことがわかってくると楽しくなってくるはずです。

 

以上、「仕事の「わからないことがわからない」をなんとかする手段」でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

参考になれば幸いです。

では、また。

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