職場の人間関係がうまくいかないと感じることはないでしょうか。
いつも言いあらそいばかりで思うように仕事がすすまない。
自分だけ仕事を押し付けられている気がする。
こんな風に感じていたら、それは人間関係に深入りしすぎていることが原因かもしれません。
仕事の人間関係に深入りするとうまくいかなくなる理由と、深入りせず上手に職場ですごす方法について説明します。
本記事の内容を意識していれば、職場の人間関係に悩まされることも減ることでしょう。
職場で人間関係がうまくいかない理由

一見すると職場で積極的にコミュニケーションを取ることは、人間関係をよくして仕事をしやすくしているように思えるかもしれません。
でもそれが原因となりストレスで疲れてしまったり、トラブルの種になることがあります。
職場で人間関係がうまくいかない理由は以下の点
ポイント
- だれとでも仲良くなる理想
- いい人を演じてしまう弊害
順番に説明します。
だれとでも仲良くなる理想
理想的ですが現実的ではないかもしれません。
仕事では昇給、待遇、出世など利害がかなり絡んでいます。
自分が仲良くしたくても、相手がそう考えていないこともあるでしょう。
ケンカにならない程度の付き合いがベストです。
いい人を演じてしまう弊害
仕事では職場の人同士が協力しあって運営していきます。
でも人間関係を良くしようとしすぎて、いい人を演じてしまうことはないでしょうか。
たとえば忙しくても仕事が断りにくくて安請け合いしてしまったり。
同僚が忙しそうに見えるとお願いしないといけないのに依頼しづらくなったり。
一方的に協力だけする、逆に協力をお願いできなくなってしまうと自分だけの負担が増えてストレスになります。
それだけでなく自分きっかけで仕事が遅れ職場全体としてのパフォーマンスも下げてしまうことにもなりかねません。
仕事に関してはいい人を演じる必要はないのです。
人間関係に深入りしないですむ方法

人間関係がうまくいっていない時は、深入りしているかもしれません。
以下のこんな点を見直すと消耗を押さえる事ができるようになります。
ポイント
- 仕事とプライベートは分ける
- 必要最低限のコミュニケーションは必要
- 悪口に付き合わない
- 職場に色恋を持ちこまない
- 断るという選択支を取れるようにする
順番に説明していきます。
仕事とプライベートは分ける
職場ではプライベートな情報は極力話さず、詮索もしないことです。
無難な趣味の話ならいいかもしれませんが深入りしない。
特に「悩み」「政治」「宗教」「スポーツチーム」のことなどは無難に話を合わせておくのがよいですよ。
干渉しない、させないくらいの距離感が大事です。
必要最低限のコミュニケーションは必要
いくら人間関係を割り切るべきとはいえ、挨拶すらしないのは社会人としては論外。
横柄に見えてしまったりすると悪評で仕事を円滑に進めることができなくなり、無駄な不利益をこうむることもあります。
職場の人間関係では仲良くしすぎず、ケンカをしない距離感が保てる最低限のマナーは守っておいた方が無難です。
悪口に付き合わない
職場の飲み会や少数で仲間意識を持つとどうしても悪口大会に発展しやすくなります。
マイナスの感情でつながった仲間意識に利点は少ないでしょう。
思わぬところから話が漏れ悪口対象とトラブルになることもあるからです。
やはりそのような間柄からは距離を置いた方が無難です。
方法としては、「人の悪口を聞いても自分からは言わない」「同意もしない」「適当でもいいので理由をつけて離れる」です。
これを意識しているだけで距離をとることができます。
職場に恋愛などの私情を持ちこまない
職場では恋愛などの私情は極力持ち込まないほうがトラブル少なくすごせます。
感情の起伏で仕事の集中にムラができたり、周りに気をつかわせたり、悪い時は嫉妬心をあおってしまうこともあるからです。
職場ではなくプライベートを充実させましょう。
そのほうが仕事をする上では損がないですよ。
断るという選択支を取れるようにする
仲良いフリで仕事を押し付けてくる人もいるので、理屈抜きで「断る」という選択を取れるようにしておくと職場内の人間関係を引き締める事ができます。
仕事を押し付けられそうな時の仕事の断り方についても記事にしています。
まとめ
仕事を円滑に進める為に協力しあったり、より良い仕事をするために問題を指摘したりすることが仕事ではよくあります。
時には厳しい意見を言うことも言われることもあるので、あくまで仕事での付き合いと割り切らないとストレスで消耗してしまいます。
人間関係に過剰な期待をしないことが一番の解決策になります。
以上「仕事の人間関係がうまくいかないのは深入りしすぎ!その理由と見直す方法」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
参考になれば幸いです。
では、また。