仕事

仕事の評価が気になるときに考えたい自分の軸と価値

本ページにはプロモーションが含まれています

評価の図

会社からの評価が気になる。頑張っているのになかなか認められない。

そんな日々が続くと、気持ちもすり減っていきます。

私自身、評価を意識しすぎて疲れ、心身の不調に悩まされました。

そんな経験からわかったことは一つ。

評価ばかりを気にして疲れてしまう前に、会社に依存しすぎない自分を育てる視点が大切です。

この記事では、自分の軸を保ちながら、評価に左右されず前向きに働き続けるための考え方と行動を紹介します。

 

なぜ評価を気にしすぎると苦しくなるのか

評価の差の図

そもそも、なぜ「評価されない」とこんなにも苦しくなるのでしょうか。

その背景にある心理や職場の仕組みを整理してみましょう。

 

正当な評価が得られるとは限らない

努力しても評価されない。逆に、うまく立ち回った人が昇進していく。

そんな場面を見たことはありませんか?

評価とは、あくまで会社のルールの中で決まるものです。

必ずしも努力や成果に比例するわけではありません。

そのため、評価を気にしすぎると自分の軸を見失い、必要以上に落ち込んでしまうことがあります。

 

評価されても、幸せになるとは限らない

評価されて役職が上がると、収入も上がりますが責任も増し、家庭との両立が難しくなる場合があります。

私のかつての上司も仕事を優先する日々を送り、最終的に家族との時間をほとんど失っていました。

家に帰ったときに、幼い子どもから「知らないおじさんがいる」と言われたそうです。

苦笑しながら語っていました。

ワーカーホリック気味な上司でしたので『ウソとも思えん・・・』と感じた記憶があります。

評価されることがすべてではなく、ちょうどいい働き方を見つける視点も必要ではないでしょうか。

 

会社の評価を気にしなくてもいい理由

評価を気にするのは自然なことですが、それだけを物差しにしてしまうと自分を追い込んでしまいます。

会社の評価だけがすべてではないと気づけると、心がずっとかるくなります。

ここからは、その理由をお話ししていきます。

 

上司=未来の自分とは限らない

会社の評価基準は、基本的に「上司の価値観」が反映されます。

しかし、上司のようになりたいか?と言われると、そうではないと感じる人も多いのではないでしょうか。

目指す方向が違うのであれば、その評価を気にする必要はそこまで高くありません。

 

評価は今の会社での一時的な指標

会社での評価は、その環境だけのルールに基づいたものです。

業界や他社、さらにはフリーランスなど、外の世界ではまったく評価されるポイントが異なることも多いです。

つまり、会社の評価=自分の価値ではないということを知っておきましょう。

 

評価を上げることに無関心でいるのは危険

実績を積むの図

評価にこだわらない=現状維持でいい、という意味ではありません。

むしろ評価してくれる場所は他にもあるという視点が重要です。

そのためには、自分の市場価値を知り、育てていくことが欠かせません。

 

市場価値を知り高めるための方法

会社の評価だけが自分の価値を決めるわけではない。

そうは思っても、やっぱり評価されたい気持ちはあるものです。

そんなときこそ大切なのが「会社の外でも通用する力=市場価値」に目を向けることです。

ここからは、自分の市場価値を知り、高めていくためにできる方法をご紹介します。

 

棚卸しで価値を見つける

「そもそも自分にはスキルなんてない」と思っている方も多いですが、気づいていないという場合がほとんどです。

たとえば人に教えるのが得意、誰よりも丁寧に資料を作れる、というのも立派な強みです。

一度、自分の得意なこと・人に褒められたこと・他の人が苦手だけど自分は自然にできること、などを棚卸ししてみましょう。

そこに「自分だけのスキル」が見えてくるかもしれません。

 

クラウドソーシングで需要を知る

ココナラやクラウドワークスなどのサービスを活用すれば、自分のスキルが社外でどう評価されるか確認できます。

たとえば「デザイン」「ライティング」「事務サポート」など、会社では当たり前にやっている仕事からスキルを洗い出してみましょう。

ご自身が思った以上に高く評価されているかもしれません。

自分がもっている今のスキルに価値があるとわかるだけでも、働くことへの前向きなモチベーションに変わるはずです。

 

転職サイトで今の自分を見つめ直す

たとえば、ビズリーチやdodaなどの転職サイトでは、職務経歴を登録するだけでスカウトが届くことがあります。

今の自分の経験やスキルが「どのくらい市場で評価されるか」を知る一つの方法です。

「今の自分はどんな可能性があるのか?」「どんなポジションを狙えるのか?」を確認するのは、自己分析としても非常に有効です。

視野が広がり、自信にもつながります。

納得できるスカウトが届いたときは、そのまま転職を検討してみるのも良い選択肢になるかもしれません。

 

評価されなくてもブレない軸をつくる行動

自分の市場価値を知ることは、働き方の選択肢を増やす第一歩ですが、本当に大切なのは「知ったあとにどう動くか」です。

評価に振り回されず、自分らしく働き続けるために、今日からできる行動を考えてみましょう。

 

評価の軸を社内以外に持つ

社内での評価は自分ではコントロールしにくいものです。

しかし、資格や副業実績といった証明できるスキルは自分で築いていくことができます。

たとえば、簿記やTOEICなどの資格取得、副業で月1万円を目指すといった目標を立ててみるのも一つの方法です。

無理なく始められる小さな目標から、少しずつ動いてみるのがおすすめです。

収入につながるスキルを身につけておくと、生活や将来の選択肢が増え、不安を感じにくくなります。

こうした行動の積み重ねが、「会社の評価だけに依存しない軸」につながっていきます。

 

情報収集を続けて、視野を広げる

YouTubeやSNS、ブログなどから「今どんな働き方が求められているのか?」を知っておくだけでも価値があります。

情報収集にも力をいれていると、少しずつ「今の会社がすべてではない」と感じられるようになっていくはずです。

視野を広げておくことで、いざというときの選択肢も自然と増えていきます。

 

視野が広がってくると「自分も何か始めてみたい」という気持ちになるかもしれません。

小さなことでも発信してみるのがおすすめです。

 

実績を発信して見える化する

スキルや経験は「見える形で発信する」ことでアピールにつながり自分の軸をつくることに効果的です。

SNSやブログ、YouTubeなどを活用して、自分の取り組みを発信していくと、それ自体がポートフォリオにもなります。

発信には勇気がいりますが、小さな一歩が、思わぬ評価やチャンスにつながることもあります。

 

まとめ

仕事で評価されないと落ち込むこともあると思います。

でも評価はひとつの指標であって、「その会社の、その時点での、その基準」にすぎません。

視野を広げて、自分を客観的に見つめる。

評価されることにこだわらず、自分の価値を知り、選択肢を増やす行動を続けていきましょう。

心にもキャリアにも余裕が生まれてきますよ。

-仕事